退職時期
転職時期より、退職する時期について、皆さん悩まれるのではいでしょか。
退職は自己都合が大半です。
職場に迷惑をかけたくないと思うのは当然だと思います。
また、リハビリの業界は狭いので、元職場のスタッフとの関係は今後も続きます。
県内の転職ならば、学会や協会などで顔を合わせる機会もあるでしょう。
一方で、転職先が中途採用者を募集している場合、今すぐ欲しいというケースがあります。
4月採用と、途中採用(例えば8月など)では、就職試験が異なるケースもあります。
4月採用の場合、新卒と同じ就職試験となり、ライバルも増えるのです。
人件費の安い新卒と競い合うのはリスクが高いです。
給料交渉も難航します。
今の職場を考慮した3月末退職。
転職先を優先した途中退職。
退職する事はストレスになりますよね。
この記事では、3月末退職、12月末退職、6月末退職を比較していきます。
読むのが面倒な人は、”理想の転職”だけ参考にしてください。
今の職場を考慮した3月末退職
「立つ鳥跡を濁さず」
4月に新天地へ。
8月 :辞めたい理由がみつかる
9月 :転職サイトに登録する
9月 :転職エージェントと面談
10月 :退職する意思を上司へ伝える
11月 :転職先の就職試験を受ける
12月 :内定を頂く
1月 :退職届を提出
3月末:退職
- 約半年間で退職し、転職までの準備もゆっくり行えます。
- 担当患者も徐々に減らす事ができ、有給も計画的に消化できます。
- しかし、人件費の安い新卒者と競合します。
- 就職試験が筆記となった場合、国家試験の勉強をしている学生に勝つためには、仕事をしつつ勉強しなければなりません。
転職先を優先した途中退職
「時は得難くして失い易し」
条件に合った転職先は、自己都合に合わせて待ってくれません。
転職戦国時代の今、見つけた時がチャンスです。
転職にかかる期間は平均3か月です。
9月 :辞めたい理由がみつかる
9月 :転職サイトに登録する
10月 :転職エージェントと面談
10月 :転職先の就職試験を受ける
11月 :内定を頂く
11月 :退職届を提出を準備し、科長へ辞めたい意思を伝える
12月末:退職
- 職場を退職する意思が固まっていれば、8月の転職サイトに登録すると同時に退職届を提出して良いです。
- 面談の際に、「いつから来れますか?」と聞かれると思います。
- その時に、あやふやな回答だと不利になる事もあります。
- 自己都合による途中退職の場合、今の職場と次の職場、両方に良い恰好はできません。
- 「一兎を追うもの二兎を得ず」です。
- 退職する意思を固めて、就職試験を受けた方が良いと考えます。
- 12月末退職は、ボーナス支給後の退職になるので、金銭的余裕も生まれます。
- しかし、職場からはとても冷たい態度をとられるでしょう。
理想の転職
ここまでは、理想の転職時期と、自分を優先した転職時期について書いてきました。
ここまで読んでくれた人は、少し転職する意欲が無くなってきたかもしれません。
しかし、転職する時期には穴場が存在します。
それは、6月です。
「物にも時節」です。
実は、中途採用者の求人募集は4-5月に多くなります。(医療関係)
国家試験合格予定者が不合格になり、人員が不足するためです。
また、4月から入職したものの退職する人も5月が多くなります。
そう、5月病です。
6月退社には、今の職場にもメリットがあります。
職場のメリット
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- 12月末退職と比べ、人員補充がしやすい
- 4月入職の新人が自立し、職場全体の余裕が生まれてくる時期が6月
- 6月退職者を新人教育担当に任命できる
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自分のメリット
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- 6月のボーナス支給後の退職で金銭的余裕が生まれる
- 転職先もすぐに人員補充を行いたいので、良い職場が見つかりやすい
- 年度末の退職者と重ならないので、有給消化しやすい
- 時間的にもゆとりをもって転職の準備ができる
- 4月入職の新卒と競い合わない
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6月末退職までの流れはこうです
10月 :辞めたい理由がみつかる
11月 :転職サイトに登録する
11月 :転職エージェントと面談。(6月退職の意思を伝える)
12月 :上司へ来年の6月に退職する意思を伝える
5 月 :就職試験を受け、内定を頂く
5 月 :退職届を提出
6月末 :退職
6月末退職で、円満な転職ライフを送ることができると思います。
早めに転職サイトへ登録し、転職エージェントへ6月退職の意思を伝えておくと、よりスムーズな転職が可能です。
転職サイトは複数の登録がおススメですよ。
こちらの記事を参考にしてくださいね♪