PT/OT/STの強み

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大学や養成校の就職説明会に参加しました。

9割が病院や施設のPT/OT/STです。

大学の教授(リハ医)は、将来的に一般企業への就職者を増やしていく必要を強く訴えていました。

臨床で経験を積んだPT/OT/STが多職種である一般企業へ転職する場合の強みについて考えていきます。

○コミュニケーション能力が高いという強み

リハビリ職種はコミュニケーション能力に長けています。仕事の中で主治医とのコミュニケーション、病棟スタッフとのコミュニケーション、他職種とのコミュニケーション、患者とのコミュニケーション、家族とのコミュニケーションが必要だからです。

無意識に、立場の違いにより自分の態度、言動を自然と変える事ができます。

また、相手の表情を見ながら、身振り手振りや態度を変える事が出来ます。

この技能は、一般企業での大きな強みです。

特に営業職には向いています。即戦力です。

 

○点数管理など、経営面を考える強み

2018年には全国で100以上の小規模施設や小規模事業所の倒産・廃業がみられました。

しかし、リハビリ職の経営する施設、事業所の倒産はなかったと聞いています。

 

○組織の中間で仕事をしていたという強み

中途で入社して苦労することは、人間関係の構築です。

医療から一般企業へ就職すれば、キャリアは0になります。

分からない事だらけなので、年下の先輩社員から指導されることもあると思います。

最初は厄介者扱いされる事もあるかもしれません。

しかし、リハビリ職は人間関係の構築に長けています。

考えてみれば、病院の中で難しい立場にいます。

絶対的な権力をもった医師からの指示に従い、理解が得られない看護部と衝突しながらも、何とか周囲との関係を構築しています。

この性格は、一般企業へ転職した際の強みになります。

○リスク管理、クレーム対応などを勉強している強み

病院の研修では必ず行うリスク管理、クレームコンフリクト研修が行われます。

元々は、大手一般企業のリスク管理を参考にされているもので、どの仕事でもまず必要な項目です。

 

○有資格者であるという強み

一般企業への転職に挑戦して、ダメならまたリハビリの仕事をすれば良いのです。

リハビリに戻らないつもりで挑戦しなきゃだめだと言う意見もあるかもしれませんが、現実、復帰できます。超高齢化社会なので、仕事が無くなる事は当分ありません。

○目標の設定とフィードバックを行う事が習慣付いている強み

当たり前すぎて気付いてない人もいますが、リハビリ職は仕事柄、目標設定が得意です。

達成できない問題点を自然と考察しています。

この思考過程は、リハビリ職の経験で獲得した技術であり、どの分野に就職しても強みになります。

 

○横の繋がりを持っている強み

専門学校や大学の同期、職場の先輩後輩、協会関係者、元同僚など、同業者の繋がりが強いです。

営業職に転職した場合に、その繋がりを使った仕事ができます。

私の周りにも、保険外交員になり、連絡してくる同級生もいます。

マルチではないし、正当な営業方法だと思います。

 

〇医療業界を知っている強み

医療現場で働いていたというのは強みになります。

例えば、医薬品や医療機器メーカーへ転職したとします。

病院へ営業を行いますが、医師と会話することも慣れていますし、医療者側も親近感を覚えます。

 

転職を考えている人(私の記事を参考にしている人)は、給料の安い環境を逆境にして、努力できる、意識の高い人だと思います。

そのモチベーションがあれば、民間企業で十分通用します。

まとめ

リハビリ職の経験は多職種でも通用する技術を習得している

コミュニケーション能力を活かした人間関係を構築することができる

病院や施設は医療法人もしくは社会福祉法人のため、PT/OT/STがいくら努力し、収入を増やしても、社員へ還元できません。

医療法人が社員へ報酬を還元できない仕組み。

社会福祉法人が社員へ報酬を還元できない仕組み

あなたの仕事を金額で評価してもらいたいと強く思っているならば、多職種への転職を考えるべきです。