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山口県
山口県の名産は下関市のふぐです。宮本武蔵と佐々木小次郎が決闘した巌流島があるのも、山口県です。また、伊藤博文や安倍晋三といった歴代総理や政治家も山口県出身が多いです。産業ではユニクロやGUを展開するファーストリテイリングの本社があります。
福岡県と広島県に挟まれている山口県の医療の現状はどうでしょうか。今後の山口県の施策から、医療職の需要と転職、求人を考えます。
山口県の人口は減少傾向
総数:1,363,428人(外国人14,524人)
男性:647,124人
女性:716304人
山口県の人口は130万人ですが、2025年には130万人を下回る予想です。2035年にはさらに120万人を下回ります。65歳以上の高齢者は2025年を境に減少へ転じます。
山口県の高齢化率は33.4%
(2018.10.1)
山口県の高齢化率は全国平均よりとても高く、2030年には35%を超える見込みです。
山口県の二次保健医療圏と地域医療構想区域
山口県は8つに分けられます。県庁所在地の山口市は、山口・防府にあります。人口の割に、医療圏が多いのは、山口県の市町村が散在して小規模のためです。
山口県の医療機関数は充実
山口県の病院、診療所数は全国平均より人口に対してとても多いです。
山口県の病床数は充実
山口県の病床数は全国平均より人口に対してとても多いです。
山口県の医療従事者数
山口県は医師、看護師ともに充実しています。
山口県の必要病床数
山口県は2025年にかけて約6000床弱が過剰となる試算です。特に、急性期病床、慢性期病床は過剰となります。急性期病床は回復期病床への転換が行われ、慢性期病床は在宅医療へシフトしていきます。全国的にみても療養病床が多いので、病床削減は急務だと思われます。訪問医や訪問看護ステーションの需要は高まりますが、削減した病床に努めている看護師が流れてくるため、求人はあまり増えないと考えられます。
山口県のリハビリテーション協会と活動
一般社団法人 山口県理学療法士会(会員1600名以上。2019年現在)
一般社団法人 山口県作業療法士会(会員1000名以上。2019年現在)
一般社団法人 山口県言語聴覚士会(会員180名以上。2019年現在)
・地域学術大会の開催
・会員向け研修会の開催 etc
山口県の全国ランキングベスト3
鶏肉消費量
スナック菓子、ビスケット消費量
まんじゅう消費量
チョコレート消費量
療養病床数
100歳以上高齢者数
肥満率の低さ
転職率の低さ
山口県の平均年収
平均年収:445万円
平均年齢:43.2歳
平均勤続年数:12年
山口県の県民性
自己中心的
マイペース
頑固
保守的
プライドが高い
義理人情に厚い
山口県の医療の現状と転職・求人まとめ
山口県は高齢化率が高く、人口減少の問題を抱えています。病院、病床数が多く、2025年には5800床が過剰となります。とくに療養病床が過剰となるため、在宅医療へシフトしますが、医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士も多く務めており、高齢者が減少に転じる2025年を境に需要が減りそうです。山口県での転職を考えている方は、今が絶好の機会です。今を逃すと、転職氷河期がやってくると考えられます。
山口県への転職を考えている方は、こちらの記事を読んで下さい。
給料を上げる方法や転職のコツをのせています。
コメント
[…] 山口県について詳しく知りたい→山口県の保健医療計画と地域医療構想から考える転職・求人 […]
[…] ) 理学療法士 ? / 58.5 作業療法士 ? / 34.6 言語聴覚士 ? / 11.9 保健医療計画に県内の人数のみ記載されていました。 山口県まとめ⇒山口県の保健医療計画と地域医療構想 […]