山形県の将来と医療者のニーズ

シェアする

山形県

位置及び地勢

東北地方の日本海側に位置し、三方を山に囲まれた自然豊かな地域です。

県域面積は93万ha(全国第9位)です。

米沢牛やさくらんぼが全国的に有名です。

日本で唯一、県内の各市町村に温泉がある「温泉王国」でもあります。

アクセスは東京から概ね北に300km、山形新幹線で約3時間の距離です。

置賜(おきたま)

村山(むらやま,

最上(もがみ)

庄内(しょうない)  の 4つの地域に区分されます。

山形県地域医療構想より引用

山形県の人口

(平成31年2月1日現在)

人口:1,086,418人(前月比 △1,173人)

男性:523,895人

女性:562,253人

世帯数:398,452世帯(前月比△185世帯 )

高齢化率:30.8%(65歳以上)





山形県の医療の現状

2025 年のあるべき医療提供体制を実現するための施策

3 – 1
2013年

許可病床

2013年

必要病床数

2025年推計

必要病床数

高度急性期

1,153

951 933

-220

急性期

6,158

3,080 3,121

-3037

回復期

1,665 2,834 2,938

+1273

維持期

2,435

2,242 2,275

-160

合計病床数

11,716 9,107 9,267

-2449

病床機能報告(H27.7.1)

2025年に向けて、高度急性期・急性期病床が過剰となり、回復期病床が不足してきます。

地域包括ケアシステムの構築も見据え、急性期病床から回復期病床への機能転換を進めていく必要があります。

回復期病床が増えるので、リハビリの需要も益々高まってきそうです。

2013(現在) 2025(予想)
在宅医療など需要 10,826人/日 11,856人/日

今後需要の増加が見込まれる在宅医療に従事するリハビリテーション関連職種等の不足も指摘されています。

地域リハビリテーションにおける理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が不足しています。

村山構想区域

人口(人)

2015年現在 2025年予想 増減
全年齢 545,960 504,022 41,938
65歳以上 162,123 172,819 +10,696
  • 医療状況と今後

人口は減少していきますが、高齢者は増えてくるので、入院患者さんは増加すると考えられます。

しかし、西村山地域及び北村山地域の入院患者数は現在においても減少傾向です。

西村山地域(県立河北病院、寒河江市立病院、朝日町立病院、西川町立病院、北村山公立病院)や北村山地域の病院では、既に病床稼働率が低い医療機関もあります。

施設の老朽化により建て替え時期が迫っていますが、病床稼働率が低い公立病院の経営状態はますます悪化しそうです。

しかし、地域になくてはならない病院なので、効率的な整備や運営を検討する必要があると言われています。

救急搬送では、西村山地域・北村山地域において搬送時間が長くかかる傾向があります。

最上構想区

  2015年現在 2025年予想 増減
全年齢 78,381 67,536 -19,155
65歳以上 25,586 26,545 +959
  • 医療状況と今後

人口減少に伴い、県立新庄病院をはじめ急性期の病床機能を有する病院の一部病棟では、病床利用率が低い状況せす。

最上地区のみで医療提供を完結させることは困難です。

特にがん医療や周産期医療は村山区域へ頼っています。

面積に比較して人口や医療資源の密度が低く、冬期間は相当の積雪となることなどから、通院や訪問診療等における移動負担が大きいです。

最上構想区域内においては、医療スタッフの減少が懸念されています。

山間・へき地が多い地域への医療継続が課題となったいます。

訪問看護サービスの対象エリアが広いため、設置・運営のためには採算面等の課題があります

置賜構想区域

  2015年現在 2025年予想 増減
全年齢 214,624 190,869 -237,755
65歳以上 66,283 67,573 +1290
  • 医療状況と今後

救急医療

米沢市:米沢市立病院、三友堂病院

東置賜・西置賜地域:公立置賜総合病院(川西町)

他の区域と比べると、回復期病棟の不足は若干床となります。

MFICUやNICUを有する医療機関がないため、緊急かつ高度な周産期医療が必要な場合には、村山構想区域の三次周産期医療機関との連携が求められます。

庄内構想区域

  2015年現在 2025年予想 増減
全年齢 277,271 243,423 -33,848
65歳以上 90,623 91,871 +1248
  • 医療状況と今後

救急医療

北庄内地域(酒田市):日本海総合病院

南庄内地域(鶴岡市):鶴岡市立荘内病院

入院患者数が減少していく

後期高齢者の増加により、肺炎、脳卒中、骨折による入院患者数は増加

若年人口の減少により、妊娠・分娩による入院患者数は減少

ほとんどの疾病の入院患者について庄内構想区域内で完結していますが、放射線治療、小児医療の入院患者の一部については、村山構想区域の医療機関に入院している状況にあります。

医療機関の連携による患者の症状に応じた受入れシステムは整備されています。

しかし、軽症であっても日本海総合病院や鶴岡市立荘内病院を受診する患者が多く、医師の負担が大きい状況にあります。

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士協会

地域の介護予防教室

トレーナー活動

社会福祉協議会との連携事業

全国ランキングベスト3に入る項目

  • 高血圧患者数
  • 高齢ガン患者数
  • がん患者数
  • 脳梗塞死亡者数
  • 醤油消費量
  • ラーメン外食費用
  • さといも消費量
  • 炭酸飲料消費量
  • ケーキ消費量
  • 干物消費量
  • 共働き率
  • 自家用車通勤率
  • 3世代世帯人数 etc..

糖分と塩分の摂取量がおおいため、高血圧や糖尿病が多くなっている傾向です。

山形県民の年収

<平成25年>

平均年収:366万円

平均年齢:42.4歳

平均勤続年数:13.2年

※統計元:厚生労働省「平成25年賃金構造基本統計調査」

県民性

内陸地区(置賜、村山、最上)

  • 辛抱強い
  • 真面目
  • 堅実
  • 芯のある

庄内地区

  • 社交的
  • プライドが高め
  • おしとやかな性格
  • おおらか、気さく

まとめ

山形県はさくらんぼで有名な県ですが、米沢牛や特Aブランド米「はえぬき」をはじめ、食べ物がおいしいです。

天災・人災が少なく、住みやすいと言われます。東京まで新幹線で3時間です。

一方で、高血圧患者が多いです。

ラーメンや醤油の消費量が多く塩分摂取量が多いです。

高齢化率も高く、地域医療が今後重要になってきます。

4つの地区に分かれていますが、ひとつの地区で医療が完結できず、地区同士の医療連携に県も力を入れています。

高齢者のピークは2030年で、その後は減少していきます。

医療の需要も2030年がピークとなるので、転職するなら今が絶好の機会でしょう。

山形県の転職を考えている方はまずこちらの記事を読んでください

転職のコツや給料を上げる転職方法を載せています。

この記事を読まれている方は、今の職場へ不...