女性セラピストの働く環境と転職

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女性管理職

日本は女性管理職率が低水準であり、先進国の中で女性が働きにくい国だと言われます。

そのため、政府は女性の社会進出を後押ししています。(女性活躍推進法)

リハビリの現場はどうでしょうか。

男性社会の強いリハビリの現場は、女性スタッフの登用方法について悩んでいます。

女性を管理職として登用するメリットについて考えていきましょう。

女性管理職のメリット

コミュニケーションが得意

女性は上司や部下と良好な関係を築くことが得意です。

男性の、「俺についてこい!」、「背中を見て育て」という性格とは違います。

様々な立場の人と適度な距離感を保ちつつ、意見を伝えたり、周囲の協力を得て事業を進めることができます。

流行を創り出す能力にも長けており、職場の雰囲気を形成していきます。

〇 細やかな気配りができる

周囲の動きを敏感に読み取る能力にも長けているため、細やかな気配りが得意です。

部下のヘルプサインをいち早く読み取る事ができます。

そのため部下からの信頼を得やすく、事が大きくなる前に解決できるようサポートできます。

共感主義

女性特有の共感脳は、部下との良好な信頼関係を構築します。

男性は優劣脳なので、自分の立場を保ちながら、部下と接してしまいます。

女性は部下の考えや気持ちに寄り添う事が容易に可能です。

共感脳は、優劣よりも、同じである事を美徳とする女性特有の感覚なのです。

部下が相談しやすい性別を問わず

女性の悩みは女性にしか相談できません。

プライベートな問題が、仕事へ影響する人もいます。

仕事と家庭の両立や、育児、女性特有の悩みに対して、実体験に基づいたアドバイスを行えます。

男性の部下でも、管理職が(母性本能をもつ)女性である方が相談しやすい場合が多いです。

 働く上で女性と男性の大きな違いは出産というイベントです。

女性が働きやすい環境を整えるためには、結婚、出産後の労働環境を整備する事が必要です。

女性妊婦の労務環境と課題

リハビリの業務は母体へ身体的負担を伴う作業が多いため、職場の配慮が必要になります。

  • 女性理学療法士を対象とした調査では、労働環境に不安を感じていました。「妊娠中の業務内容が心配」,「妊娠中のサポート体制が不十分」
  • 切迫流産は 19.3%の経産婦の女性理学療法士に発生(日本理学療法士協会の調査)しており、一般経産婦の発生率と比較しても多くなっています。
  • 妊娠中・出産時のトラブルの可能性に関して、半数程度の未妊娠者が妊娠中・出産時のトラブルが理解できていないという結果でした。(日本理学療法士協会の調査)

厚生労働省は、継続作業の際は6-10 kg以上、断続作業の際は10 kg以上になると、

母体への負担が大きいとしてます。

ある病院の取り組み

働き方改革の一環として、「女性アドバイザー」というポストを立ち上げた病院がありました。

妊娠、出産を経験した女性リハスタッフが相談窓口となり、いち早く体調の変化などを上司へ報告する体制を整えたのです。

妊産婦における知識向上のために、医師、看護師、技術職(リハビリ)、事務職の女性アドバイザーが集まり、

年2回の勉強会、ミーティングを開催しています。

数年後には、妊産婦のみならず、女性特有の悩みに対応するマニュアルを作成し、

病院内の周知、啓発活動なども展開しています。

その後、男性職員も加わり、働き方委員会となっていきました。

 

独人女性スタッフの労務環境

医療現場において子を持つ女性理学療法士に対する環境整備は整いつつあると感じています。

短時間労働による勤務や、急な保育園からの呼び出し時の対応などです。

 次のステップとして、独身女性に対する配慮です。

一番の問題点は、独身の女性と子供をもつ女性の業務負担の違いが生じてしまい、

ストレスを抱えている事です。

また、無意識にハラスメントをうけてしまいます。

そのため、独身女性の離職率が増えてきています。

独身だと、結婚(マリッジ)ハラスメントを受けやすいです。

子育てと仕事の両立を、独身女性がフォローするのは当たり前のような雰囲気が職場にあると思います。

独身女性が受けやすいハラスメント

  • まだ結婚しないの?結婚の予定は?
  • もっと女子力をあげないと、結婚できないよ
  • そんな性格だから結婚できない
  • 俺が紹介してやる etc

 問題は、女性の仕事量を評価する指標があるかです。

人事考課を導入し、他スタッフのフォローを行う仕事量を給料に反映できるようにします。

上司からの声掛けも重要です。

「やって当たり前」ではなく、「あなたに任せたい」という一言で、

仕事に対するモチベーションも違ってきます。

 ライフステージに合せた働き方を提案すること、そして、女性職員からも積極的な働きかけを行う事で、職場の活性化に繋がります。

 

この記事では女性職員に対する配慮について述べていますが、

女性を特別扱いしてくださいという意図ではありません。

あくまでも、男女平等に評価し、性差別で必要な配慮は行う事が、職場の活性に繋がるとしたものです。

女性の転職とタイミング

出産を控えている場合、転職を考える人は少ないでしょう。

転職するなら、寿退職が一番の円満退職だと思います。

転職先での志望理由にも、「将来の事を考えまして」という文言を使えますし。

 それ以外の転職のタイミングは、

  1. 短時間勤務が終了する時(出産から約年)。
  2. 就職して5年目。
  3. 知りあいから声をかけられた時。

 

最近は、女性セラピストを優先して採用する病院、施設が多いです。

女性退職者がでた場合は、女性のセラピストを採用しようとします。

男女比を崩すと、職場の雰囲気も変わってしまう懸念があるからです。

転職方法

転職サイトの中には、女性専用の転職サイトもあります。

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