東京都の未来と医療者のニーズ

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東京都

東京都は日本の首都です。浅草などの観光地には、世界中から観光客が訪れます。

2020年には東京オリンピック・パラリンピックが開催される為、益々注目が高まっています。

東京へ訪れる事はあっても、病院を利用する方は少ないのではないでしょうか。

東京は地価も高いので、病院経営は容易ではありません。診療報酬は全国一律です。

さらに、スタッフの給料は東京価格にしなくてはならず、人件費も高騰します。

そのため、東京の区部では公立病院が多いです。

全国から人が集まる東京都の医療の現状と今後の方針から、医療従事者(医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)の需要について考えていきます。

東京都の人口

(2019.5.1)
総数 :13,857,443人
男性 :6,817,902人
女性 :7,039,541人
外国人:551,683人(2019.1.1)

東京都の人口は2025年まで増加しますが、それ以降は減少に転じる予想となっています。

東京都の人口も減少に転じることで、2025年以降は日本全国で人口が減少に転じることになります。

しかし、65歳以上の高齢者は2040年まで増加していきます。

東京都は多くの外国人が生活しており、2018年1月1日と2019年1月1日を比較すると、外国人は3万人増加しています。

人口を見てみると、ベトナム人(3.6万人)、フィリピン人(3.3万人)、中国人(2.1万人)の順に多いです。





東京都の区市町村の人口ランキング

(東京都HP参照)

人口の多い区ランキング

1位: 世田谷区    930,520
2位: 練馬区         735,650
3位: 大田区     734,616人
4 位: 江戸川区   693,749人
5 位: 足立区        680,579人

人口の多い市町村ランキング

1 位: 八王子市      577,192
2 位: 町田市   434,034人
3 位: 府中市           263,186人
4 位: 調布市           237,939人
5 位: 西東京市      203,960人

人口増加の多い区市町村ランキング(対前月比)

1 位: 西東京市   375
2 位: 調布市        263
3 位: 品川区        229
4 位: 世田谷区  189
5 位: 千代田区  181

人口増加の多い区市町村ランキング(対前年前月比)

1 位: 世田谷区  8,800
2 位: 品川区       7078
3 位: 大田区       6190
4位: 中央区        5679
5 位: 江東区       5282

東京都の高齢化率は23.5%

東京都区部の高齢化率は21.5%
(2019.1.1)

東京都は沖縄県に次いで高齢化率が低くなっています。2030年までは緩やかに上昇していきますが、それ以降は高齢化が急に進んでいきます。

東京都の地域医療構想の医療圏

東京都は13の医療圏に分けられています。また、区部は7つに分けられています。一番人口の多い区部は豊島区や北区のある区西北部となっています。また、離島の小笠原諸島などは島しょに分けられます。東京都は昼間と夜間の人口移動が激しいです。昼間は東側の人口が増加しますが、夜間は西側へ人口が戻っていきます。人口が流動的なので、医療圏の設定も容易ではなさそうです。

病院数

東京都の人口に対する病院数は全国平均を下回ります。また、診療所も同様です。

東京都の特定機能病院

(高度医療を提供する医療機関として国が承認した医療機関)

・国立がんセンター中央病院
・慶應義塾大学病院
・東京慈恵会医科大学附属病院
・東京医科大学病院
・順天堂大学医学部附属順天堂医院
・国立国際医療研究センター病院
・日本医科大学付属病院
・日本大学医学部附属板橋病院
・東京医科歯科大学医学部附属病院
・帝京大学医学部附属病院
・東京大学医学部附属病院
・公益財団法人がん研究会有明病院
・昭和大学病院
・杏林大学医学部付属病院
・東邦大学医療センター大森病院

東京には、隣接3県(埼玉県、千葉県、神奈川県)を中心に他県からの患者が多く流入しています。特に、大学病院本院、特定機能病院が所在する区中央部、区西部、北多摩南部では、都内全域や隣接3県を中心とした他県からの患者も多く入院しており、患者の広範な受療動向がみられます

病床数は地域差がある

東京都の一般病床、療養病床数は全国平均より少なく、地域差がみられます。また、一般病床と療養病床の差が大きいです。東京都の区部に一般病床が集中している半面、療養病床は少なく、多摩地域に療養病床が集中しています。区中央部の一般病床がとても多いですが、区中央部には特定機能病院が6施設(大学病院本院は5施設)あり、高度医療提供施設が集積し、様々な地域から患者が流入しています。





二次医療圏、地域医療構想別の医療の現状

○区中央部(千代田区・中央区・港区・文京区・台東区)

高度急性期機能
特定機能病院が6施設(大学病院本院は5施設)あり、高度医療提供施設が集積し、様々な地域から患者が流入します。
・自構想区域完結率は57.9%で、都内隣接区域を含めると81.0%です。

急性期機能
・自構想区域完結率は58.4%で、都内隣接区域を含めると82.4%です。
・高度急性期機能から継続して入院している患者も含め、様々な地域から患者が流入します。
・特に区東北部及び区東部から、1日当たり500人以上の患者が流入します。
・他地域から多くの患者を受け入れる一方で、区中央部在住の患者のうち41.6%が他の構想区域に流出します。

回復期機能
・自構想区域完結率は42.3%と島しょを除くと都内構想区域の中で最も低いが、都内隣接区域を含めると73.4%です。
・人口10万人当たりの回復期リハビリテーション病床数は、都平均の約6割です。

慢性期機能
・高齢者人口10万人当たりの医療療養病床数は、都平均の約5割、介護療養病床数は都平均の約3割です。
・ほぼ全ての構想区域に流出しているが、流出先の上位は区部の隣接区域となっています。

○区南部(品川区・大田区)

高度急性期機能
・特定機能病院が2施設(大学病院本院は2施設)所在しています。
・自構想区域完結率は73.6%と都内で最も高く、都内隣接区域を含めると90.1%です。

急性期機能
・流出患者数と流入患者数がほぼ均衡です。
・自構想区域完結率は77.2%と都内で最も高く、都内隣接区域を含めると90.4%です。

回復期機能
・流出患者数と流入患者数がほぼ均衡しており、流出入の傾向は急性期機能と同様です。
・自構想区域完結率は75.2%と区部で最も高く、都内隣接区域を含めると87.5%です。

慢性期機能
・高齢者人口10万人当たりの医療療養病床数は、都平均の約7割、介護療養病床数は、都平均の約1.6倍です。
・患者の約半数が流出しており、流出先としては、区西南部や神奈川県が多いです。
・自構想区域完結率は46.5%で、都内隣接区域を含めても6割を切っています。

○区西南部(目黒区・世田谷区・渋谷区)

高度急性期機能
・自構想区域完結率は56.3%だが、都内隣接区域を含めると91.6%で都内で最も高いです。
・隣接する構想区域には、高度急性期機能が集積します。

急性期機能
・自構想区域完結率は62.3%だが、都内隣接区域を含めると91.3%と高いです。
・高度急性期機能から継続して入院している患者も含め、隣接区域への流出が多いです。

回復期機能
・自構想区域完結率は61.4%だが、都内隣接区域を含めると88.0%です。
・人口10万人当たりの回復期リハビリテーション病床数は、都平均の約8割です。
・流出患者数と流入患者数がほぼ均衡しており、流出入の傾向は急性期機能と同様の数値です。

慢性期機能
・高齢者人口10万人当たりの医療療養病床数、介護療養病床数ともに都平均の約8割です。
・区西部や神奈川県との間での流出と流入がともに多いです。

○区西部(新宿区・中野区・杉並区)

高度急性期機能
特定機能病院が3施設(大学病院本院は4施設)所在しています。
・自構想区域完結率は59.3%だが、都内隣接区域を含めると85.7%と高いです。
・都内医療機関における高度急性期機能相当の患者の約13%を受け入れており、区中央部に次いで高いです。
・他の区域から多くの患者を受け入れる一方で、区西部在住の患者のうち40.7%は他の構想区域に流出します。

急性期機能
・自構想区域完結率は63.7%だが、都内隣接区域を含めると85.9%と高いです。
・高度急性期機能同様、埼玉県も含めた様々な区域から患者が流入します。

回復期機能
・自構想区域完結率は56.2%だが、都内隣接区域を含めると77.5%です。
・高度急性期機能や急性期機能に比べ、都内隣接区域を含めた完結率は低いです。
・人口10万人当たりの回復期リハビリテーション病床数は、都平均の約9割です。

慢性期機能
・高齢者人口10万人当たりの医療療養病床数は、都平均の約8割となっています。
療養病床の病床利用率は92.5%と区部で最も高いです。

○区西北部(豊島区・北区・板橋区・練馬区)

高度急性期機能
特定機能病院が2施設(大学病院本院は2施設)あります。
・自構想区域完結率は62.3%で区部で2番目に高く、都内隣接区域を含めると91.5%です。

急性期機能
・自構想区域完結率は68.5%で、都内隣接区域を含めると91.9%と都内で最も高いです。
・高度急性期機能から引き続き入院する患者も含めて、埼玉県からの流入が多く、流入患者の約3割を占めています。

回復期機能
・自構想区域完結率は68.7%で、都内隣接区域を含めると90.8%と高いです。
・人口10万人当たりの回復期リハビリテーション病床数は、都平均の約1.4倍で都内構想区域で最も多いです。

慢性期機能
・人口10万人当たりの障害者施設等入院基本料を算定している病床数は、都平均の約1.4倍、特殊疾患入院料を算定している病床は、都平均の約1.7倍となっています。
・自構想区域完結率は60.4%と区部で2番目に高く、都内隣接区域を含めると74.5%です。
埼玉県への流出が多く、流出患者の約3割を占めています。

○区東北部(荒川区・足立区・葛飾区)

高度急性期機能
・自構想区域完結率は47.6%と島しょを除く都内構想区域で最も低いが、都内隣接区域を含むと87.5%と高いです。
・区中央部への流出が多く、流出患者の5割を超えています。

急性期機能
・自構想区域完結率は62.0%だが、都内隣接区域を含むと90.4%と高いです。
・高度急性期機能から引き続き入院している患者も含めて、区中央部への流出が多く、流出患者の約半数を占めます。

回復期機能
・自構想区域完結率は68.3%で、都内隣接区域を含むと89.4%と高いです。
・人口10万人当たりの回復期リハビリテーション病床数は、都平均の約1.2倍となっています。
・流出先及び流入元は高度急性期機能や急性期機能と同様の傾向であり、特に高度急性期機能から引き続き入院している患者も含めて区中央部への流出が多いです。

慢性期機能
・自構想区域完結率は66.5%と区部で最も高く、都内隣接区域を含むと76.1%で、同じく区部で最も高いです。
・人口10万人当たりの障害者施設等入院基本料を算定している病床は、都平均の約1.3倍特殊疾患入院料を算定している病床は、都平均の約1.9倍です。

○区東部(墨田区・江東区・江戸川区)

高度急性期機能
特定機能病院が1施設あります。
・自構想区域完結率は52.8%で、都内隣接区域を含むと84.3%です。
・高度医療が集積する区中央部への流出が多く、流出患者のうち約6割を占めています。

急性期機能
・自構想区域完結率は66.0%で、都内隣接区域を含めると87.5%と高いです。
・高度急性期機能から引き続き入院している患者も含めて、区中央部への流出が多く、流出患者の約5割を占めています。

回復期機能
・自構想区域完結率は64.9%で、都内隣接区域を含めると84.7%です。
・人口10万人当たりの回復期リハビリテーション病床数は、都平均の約7割となっています。
・流出先・流入元は急性期機能と同様の傾向であり、高度急性期機能から引き続き入院している患者も含めて区中央部への流出が多いです。

慢性期機能
・高齢者人口10万人当たりの医療療養病床数は、都平均の約6割、介護療養病床数は都平均の約5割です。
・流出先としては、区東北部と千葉県が多いです。



医療従事者数

医師、看護師、薬剤師は全国平均並み

東京都の医師数は区部に集中しており、多摩地域、離島では不足しています。看護師、薬剤師は離島では人口に対して不足していますが、区部と多摩地域の差は見られません。人口に対する准看護師数は、区部より多摩で多くなっています。

理学療法士、作業療法士、言語聴覚士は全国より少ない

東京都では人口に対する理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が全国と比べて不足しています。理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の給料では生活できない事や、遠方から通勤するより近場の医療施設で働く傾向があると考えられます。そのため、東京の理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の求人はいつ見てもとても多いです。

東京都の今後の医療方針

東京都では2025年にかけて16,000病床が不足します。高度急性期病床、急性期病床、慢性期病床は過剰となりますが、回復期病床が大幅に約26,000床不足します。そのため、回復期病床に必要な理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の需要は今後も高まります。

リハビリテーション協会と活動

公益社団法人 東京都理学療法士会(約8400名所属。2018年現在)
一般社団法人 東京都作業療法士会(約3200名所属。2019年現在)
一般社団法人 東京都言語聴覚士会(約2100名所属。2019年現在)

東京都理学療法士協会は公益社団法人ですが、東京都作業療法士協会、東京都言語聴覚士協会は一般社団法人として活動しています。人口は全国一位の会員数ですが、公益社団法人でないのは意外でした。

公益社団と一般社団の違い公益社団法人と一般社団法人の特徴、税金、メリットを徹底比較!(理学療法士協会、作業療法士協会、言語聴覚士協会)





全国ランキングベスト3圏内

若手医師比率
男性、女性未婚率
在日外国人数
ジョギング・マラソン人口
アルコール消費量
地価
女性の家事参加率の低さ
自動車事故の低さ
高血圧患者の低さ
中学生数の低さ
高卒就職率の低さ
などなど。

東京都のランキング1位の項目を挙げだすとキリがありません。言わずと知れた日本一位の都市が東京都です。日本中、世界中から人が集まっています。

東京都民の年収は全国1位

平均年収:615万円
平均年齢:42.0歳
平均勤続年数:12.2年

東京都の県民性

・東京ブランド
・ヒエラルギーが気になる
・御三家好き

純粋な江戸っ子の県民生
・短気、義理人情に厚い、感情的

東京都の転職と求人を考える

東京都は今後も高齢者人口が増加していきます。特に高齢者の独居率も高いです。人口に対する病院数も少ないため、2025年にかけて約16000の病床が不足します。医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士も不足しており、常に多くの求人が出ています。東京五輪を控える今、その需要は益々高まっています。そのため、東京へ転職をする絶好の機会となっています。

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コメント

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