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NATA公認アスレティックトレーナー
National Athletic Trainers’ Association(NATA)は1950年に設立されたアメリカ医学会認定の職能団体です。
NATAが認定したトレーナーは、Certified Athletic Trainer(ATC)と呼ばれます。
国際的知名度が高く、世界中からATCを取得するために大学へ留学してきます。
それだけ影響力のある資格です。
ATCは独立した職業で、プロ、高校や大学でのアマチュアスポーツ現場で選手を支える必要不可欠な存在です。
日本にも日本体育協会が認定する公認アスレティックトレーナー(AT)の資格があります。
日本のプロスポーツや社会人のトレーナーとして働いているスタッフの大半は、ACの資格を取得しています。
それだけ、日本のスポーツ界では有名な資格です。
ATCを取得するメリット
ATCを取得するためには高い英語力が必要です。ATCを取得している=英語がペラペラという事です。
日本のスポーツ選手も国際大会で活躍しており、トレーナー兼通訳は、需要が高いです。
また、ATCには情報共有のツールがあり、常に最新のスポーツ科学のノウハウを得ています。
ATCを取得するための条件
- CAATE(アスレティックトレーニング教育認定委員会)が公認する4年制大学、もしくは、大学院のアスレティックトレーナープログラムを卒業すること
- 決められたインターンシップの時間数をクリアすること(700時間~800時間)
- 大学もしくは大学院を卒業後、BOC certification exam(認定試験)に合格すること
1と2の基準を満たすことで受験資格が得られます。
資格取得の認定試験に合格することで初めて、資格取得者(ATC)となることができます。
日本とアメリカのアスレティックトレーナーの違い
|
アメリカ | 日本 |
資格の種類 |
国家資格 |
認定資格 |
立ち位置 |
準医療従事者 |
医療従事者ではない |
知名度 |
高い |
低い |
取得条件 |
4年制大学or大学院卒業 |
協会指定の研修終了or推薦 |
活躍の場 |
あらゆるスポーツの現場 |
学生、社会人、プロ |
資格更新 | 有(有効期限2年) |
有(有効期限4年) |
アスレチィックトレーナー学部をもつ大学の例
アーカンソー州立大学(アーカンソー州)
カリフォルニア州立大学ロングビーチ校(カリフォルニア州)
サンディエゴ・メサ大学(カリフォルニア州)
ミズーリバレーカレッジ(ミズーリ州)
マーレイ州立大学(ケンタッキー州)
サウスイーストミズーリ州立大学(ミズーリ州)
コネチカット大学(コネチカット州)
南ミシシッピ大学(ミシシッピ州)
ウィーバー州立大学(ユタ州)
ウィチタ州立大学(カンザス州) などなど
アメリカにはATCになるために必要なCAATE(Commission on Accreditation of Athletic Training Education)に認められた大学が沢山あります。
そのため、日本から渡米する場合、どこの大学に行くか悩みますよね。
日本の学生の内に短期留学でATCの仕事体験ができれば、イメージが湧きやすいです。
日本にもATCの資格を持つ方はいるので、SNSで繋がりを作り、コンタクトを取ってみては如何でしょうか。
渡米して資格を取得する位熱い思いを持った方達ですので、必ず親身に相談に乗ってくれますよ。
ATC取得のための学費
アメリカ留学にかかる費用は、渡米料(航空券)、授業料、寮費、食費などです。
授業料は大学により幅があります。
アメリカの場合、卒業後の就職支援もしっかり行われています。
おおよそですが、学費を3年でpayさせる就職支援があります。
高い学費の大学ほど、卒業後の道が開けると思われます。
・授業料
110万円~350万円
・寮費(食費込み)
60万円~120万円
実際にアメリカでATCとなった方の経験談はこちら⇒“アメリカ公認アスレチィックトレーナー資格の取得体験”
コメント
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