熊本県の未来と医療者のニーズ

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熊本県

熊本県と言えばゆるキャラの「くまもん」が有名です。九州の真ん中にあり、世界一のカルデラがある阿蘇山や、黒川温泉などの温泉観光地は多く外国人が訪れています。産業ではロボット開発の平田機工の本社があり、HONDAの二輪車工場や富士フイルム、ソニー、東京エレクトロンなどの工場もあります。
先の熊本地震では、熊本県のシンボルでもある熊本城が崩壊し、現在復旧工事が行われています。

熊本県のシームレスな病院間の連携は、全国のモデルケースとなっています。

九州では福岡県に次ぐ人口の熊本県の医療の現状はどうでしょうか。熊本県の作成した保健医療計画と地域医療構想から、今後の医療従事者のニーズについて考えていきます。

熊本県の人口

(2019.4.1)
総数:1,748,222人
男性:825,376人
女性:922,846人

熊本県の人口は約175万人で、九州では福岡県につぐ2番目の人口です。2025年には160万人を下回る予想です。高齢者は2025年まで増加し、それ以降は減少に転じる予想となっています。

熊本県の高齢化率は30.6%

(2018.10.1)

熊本県の高齢化率は全国平均よりやや高めですが、2040年には全国平均に近づく予想です。




熊本県の二次医療圏と地域医療構想区域

熊本県は10の医療圏と構想区域に分かれています。県庁所在地で、政令指定都市の熊本市は、熊本・上益城にあり、熊本の中心に位置しています。

熊本県の医療従事者数

医師数

熊本県の人口に対する医師は全国平均より多いですが、熊本市に集中しています。

理学療法士、作業療法士、言語聴覚士

熊本県の理学療法士、作業療法士、言語聴覚士は充実しており、人口10万対でみると、全国平均より約2倍となっています。養成校の歴史も古く、熊本県は以前から理学療法士、作業療法士数が多いです。

熊本県の今後の医療方針

熊本県では2025年にかけて約8200床の病床が過剰となる試算です。この数字は全国的にみてもとても多いです。特に急性期病床と慢性期病床が過剰となります。特に病床の多い熊本市では、今後約3割の病床減が必要となりそうです。慢性期病床は在宅医療へシフトさせる予定となっており、訪問診療や訪問看護、訪問リハビリの需要は高まりそうです。

熊本県リハビリテーション協会と活動

公益社団法人 理学療法士協会(会員数約2650名。2019.5.1現在)
一般社団法人 作業療法士会(会員数約1600名。2019.5.1現在)
熊本県言語聴覚士会(会員数約400名。2019.5.1現在)

熊本県の全国ランキングベスト3圏内

・弁当消費量
・まんじゅう消費量
・タイ消費量
・スイカ消費量
・生鮮肉消費量
・ケーキ消費量
・年間真夏日数
・消化器科医比率
・耳鼻咽喉科医師の少なさ
・がん死亡率の低さ
・中学生チャレンジ精神の低さ
・小学生学校外学習率の低さ

熊本県はまんじゅうやケーキの消費量が多く、腎臓病による透析患者数が多いと言われています。年間真夏日数も全国トップで、熱中症患者が多いです。しかしながら、意外にもがん患者の死亡率は低くなっています。

熊本県民の年収

平均年収:401万円
平均年齢:43.3歳
平均勤続年数:11.4年

熊本県の県民性

・肥後もっこす(頑固者)
・だけど小心者
・短気
・議論好き

熊本県の医療需要と転職・求人まとめ

熊本県は人口減少、高齢化率の増加がみられます。病院、病床が多いことから、2025年にかけて約8200床の病床が過剰となります。医療従事者も充実していることから、医療需要は現状維持だと考えられます。今後は在宅医療の需要が高まるため、訪問診療、訪問看護、訪問リハビリのニーズがあります。2025年以降は高齢者も減少に転じる為、転職するなら今が絶好のチャンスです。

熊本県への転職を考えている方はこちらの記事を読んで下さい。
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コメント

  1. […] 熊本県の保健医療計画と地域医療構想から考える熊本県の未来と医療者のニーズ […]

  2. […] 法士 97.7 / 58.5 作業療法士 65.5 / 34.6 言語聴覚士 20.2 / 11.9 保健医療計画に人口10万対でしっかりと記載されていました。 熊本県まとめ⇒熊本県の保健医療計画と地域医療構想 […]