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福岡県
福岡県は、九州で一番人口の多い県です。九州の上場企業のうち、約8割が福岡県に本社を置いています。また、ソフトバンクホークスの本拠地があります。
博多ラーメンや明太子、天神うどんが有名です。学問の神様が祀られる太宰府天満宮は、受験シーズンになると全国から参拝客が訪れます。また、外国人労働者も多く住んでいます。
地元愛が強く、福岡県民であることに誇りを持っています。九
州の中心である福岡県の医療の現状から、今後の医療者需要について考えます。
福岡県の人口は減少傾向
総数:5,111,202人
男性:2,418,846人
女性:2,692,356人
(2019.2.1現在)
福岡県の人口は500万人を越えていますが、2030年以降は400万人代となる見通しです。しかし、65歳以上高齢者は、2040年にかけて増えていきます。
福岡県の高齢化率は27.1%
(2019.3.1)
福岡県の高齢化率は全国平均と比べて低く、2040年まで全国平均より低いまま推移する予想です。
福岡県の二次保健医療圏と地域医療構想区域
福岡県は、13の医療圏と構想区域に分けられます。政令指定都市の福岡市は福岡・糸島に、北九州市は北九州にあります。
福岡県の医療機関数は地域差がみられる
福岡県の病床数は全国平均より多い
福岡県の人口に対する病床数は全国平均より多いですが、宗像や京築は不足しています。
福岡県の在宅支援施設数は全国平均より多い
福岡県の在宅支援診療所は全国より多く、特に朝倉、久留米、八女・筑後で充実しています。訪問看護ステーションは、田川や久留米、有明などが充実しています。
福岡県の医療従事者数
福岡県の医師、看護師
福岡県の医師、看護師数は人口に対して全国平均より充実しています、しかし、助産師は全国平均より少ないです。
福岡県の今後の医療方針
福岡県では2025年にかけて約3000床が過剰となります。特に、急性期病床と慢性期病床が過剰となります。しかし、回復期病床が12000床不足します。そのため、急性期病床から回復期病床への転換が行われ、慢性期病床から在宅医療へシフトしていきます。回復期病床に必要な理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の需要は今後も高まりそうです。
福岡県リハビリテーション協会と活動
公益社団法人 福岡県理学療法士会(約6000名所属。2018.4.1現在)
公益社団法人 福岡県作業療法士会(約3100名所属。2018.4.1現在)
一般社団法人 福岡県言語聴覚士会(約700名所属。2018.4.1現在)
福岡県の全国ランキングベスト3圏内
鶏肉消費量
肝がん死亡率
労働時間
若手医師数
小学生朝食摂取率の低さ
心疾患死亡率の低さ
福岡県民の年収
平均年収:450万円
平均年齢:42.4歳
平均勤続年数:10.9年
大都市の福岡県ですが、平均年収は意外と高くないです。
福岡県の県民性
開放的
派手好き
目立ちたがり
郷土愛が強い
福岡県の医療需要と転職・求人まとめ
福岡県では高齢者が2040年まで増加傾向であり、これは大都市で見られる現象です。今後約3000床か過剰となることから、急性期病床から回復期病床への転換が行われ、慢性期病床から在宅医療へシフトしていきます。医師、看護師も全国と比べて充実しており、需要は変わらないと思われます。しかし地域差がみられるので、福岡市や北九州市以外の地域では、今後も需要が高まります。福岡県の転職は今が絶好の機会と考えれられます。
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コメント
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