愛知県の将来と医療者のニーズ

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愛知県

愛知県は県庁所在地の名古屋市を有し、東京都と大阪の中間に位置しています。中国からの輸入は名古屋に集まり、陸輸送代も安く抑えられる事から、名古屋に企業が集まります。また、TOYOTAの本社があり、自動車関連メーカー企業が多いです。そのため、海外直通便が運航しているなど、飛行機便も充実しています。数年後にはリニア新幹線も運航され、益々便利になります。キャベツや大葉、カリフラワーの生産が日本一など、農業も盛んです。

東の工業、西の農業で愛知県民の所得はとても高いです。

人口も700万人を超える愛知県ですが、医療の現状はどうでしょうか。愛知県の医療の現状と今後の方針から、医療従事者の需要について考えていきます。

愛知県の地域医療構想の医療圏

地域医療構想では、医療圏が設定されています。




愛知県の人口は微減していく

愛知県の将来人口推移予想

愛知県の人口は2020年に約750万人まで増加しますが、2020年以降は減少に転じます。年齢別にみると、生産人口の64歳以下は2015年以降減少しており、65歳以上が2040年まで増加し続けます。

高齢化率は24.9%

(2019.2.1)

愛知県の高齢化率は全国平均よりとても低いです。

愛知県の医療機関数は少ない

愛知県の病院、診療所は全国平均と比べて人口に対して少ないです。

 

愛知県の病床数は全国より少ない

人口に対して病床数が不足しています。全国平均と比べても、少ない区域が多いです。

愛知県の医療従事者も全国より少ない


人口に対する医師、看護師の数は、全国平均より少ないです。

愛知県は回復期病床と在宅医療が不足する

 2025年までに約10000床が過剰となりますが、回復期病床が不足するため、現状維持となりそうです。

医療圏別の課題と今後

名古屋・尾張中部構想区域
 人口は県全体と同様に減少。65歳以上人口は増加し、県全体より増加率は高い。
 病院数が多く、大学病院が2病院、救命救急センターが6か所ある。
 医療資源が豊富で、高度な医療を広域に支える役割がある。

海部構想区域
 入院患者の自域依存率が低く、名古屋医療圏へ多くの患者が流出。
 緊急性の高い救急医療について、名古屋・尾張中部構想区域との連携体制を維持していく必要がある。

尾張東部構想区域
 人口は平成37年(2025年)には微増し、平成52年(2040年)には微減する。
 65歳以上人口は増加し、県全体より増加率は高い。
 大学病院が2病院、救命救急センターが3か所ある。人口10万対の病院の一般病床数や精神病床数、医師数や看護師数は県平均を大きく上回っている。
 医療資源が豊富で、高度な医療を広域に支える役割がある。

尾張西部構想区域
 65歳以上人口は増加するが、県全体より増加率は低い。
 人口10万対の療養病床数は、県平均を大きく下回る。
 入院患者の自域依存率は、慢性期がやや低いものの、他の機能区分は高い水準にある。
 診療制限をしている病院の割合が高いが、関係機関の連携でカバーされており、今後も見守っていく必要がある。

尾張北部構想区域
 人口10万対の病院数は県平均を下回るが、有床診療所数は県平均を大きく上回る。
 入院患者の自域依存率が高い。また、県外からの流入も多く見られる。
 回復期機能の病床を確保する必要がある。

知多半島構想区域
 人口10万対の病院の病床数及び医療従事者は県平均を下回り、特に療養病床数が非常に少ない。
 名古屋医療圏や西三河南部西医療圏へ多くの患者が流出。
 構想区域内で治療困難な特殊症例の対応等について、他の区域との適切な連携体制を構築していく必要がある。

西三河北部構想区域
 65歳以上人口は県全体の増加率を大きく上回って増加。
 人口10万対の病院の病床数は県平均を下回り、特に療養病床数が少ない。
 入院患者の自域依存率が高い。
 2040年まで見据えた医療提供体制を中・長期的に考えていく必要がある。

西三河南部東構想区域
 65歳以上人口は増加し、県全体より増加率は高い。
 人口10万対の一般病床数が少ない。
 入院患者の自域依存率が低く、主に西三河南部西医療圏へ患者が流出。

西三河南部西
 65歳以上人口は県全体の増加率を上回って増加。
 療養病床数は県平均より多く、精神病床数は県平均を大きく下回る。
 入院患者の自域依存率が高く、また、近隣の2次医療圏からの流入が多い。

東三河北部構想区域
 65歳以上人口は2025年には微増し、2040年には減少する。
 療養病床数は県平均を大きく上回り、精神病床は未整備である。
 入院患者の自域依存率が低く、東三河南部医療圏へ多くの患者が流出。
 へき地医療、救急医療及び在宅医療の充実のため、医療従事者確保と区域内医療機関の連携を進める必要がある。

東三河南部構想区域
 65歳以上人口は増加するが、県全体より増加率は低い。
 病院の病床数は県平均を上回り、特に療養病床数が非常に多い。
 入院患者の自域依存率が高い。
 療養病床から在宅医療への移行を進める必要がある。

愛知県のリハビリテーション協会と活動

公益社団法人 愛知県理学療法士会(5600名所属。H30現在)
一般社団法人 愛知県作業療法士会
愛知言語聴覚士会

・介護予防活動
・学会運営 etc…

全国ランキングベスト3圏内

・眼科医師率
・小児科医師比率
・内科医師比率の低さ
・介護福祉士の低さ
・外国語会話教室数
・全国学力テスト正答率の低さ
・小学生自宅学習率の低さ
・小中学生のチャレンジ精神の低さ
・県民所得
・在日外国人
・在日フィリピン人
・工業生産額
・外食費用

愛知県はTOYOTAの本社があり、自動車部品関連の中小企業も多いです。スズキや三菱自動車の工場もあるため、外国人労働者も多く出稼ぎに来日しています。高齢者が少ない分、内科医や介護福祉士が人口に対して少ないです。小中学生は習い事を多くしていますが、自宅学習の時間が短くなっており、学力テストの成績は高くないと考えられます。また、成績上位者と下位者の乖離が大きいです。

愛知県民の年収はとても高い

<2017年データ>
平均年収:539万円
平均年齢:41.6歳
平均勤続年数:12.7歳

愛知県の県民性

負けず嫌い
・流行好き
・見栄っ張り
・地元愛が強い

愛知県の医療現状から考える医療者の需要

愛知県は人口減少も緩やかで、高齢化率も全国平均と比べて少なく推移していく予想です。しかし、人口減少と高齢化は地域格差があり、医療機関は不足しています。病床では回復期病床が不足してくる予想のため、過剰になる急性期病床から回復期病床への転換が行われます。在宅医療も不足してきます。そのため、医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などの医療職すべてで需要が高まります。しかし、2030年までだと考えられます。愛知県への転職は今が絶好の機会です。

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給料を上げる方法や転職のコツを載せています♪

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コメント

  1. […] 学療法士 45.6 / 58.5 作業療法士 25.3 / 34.6 言語聴覚士 ?  / 11.9 保健医療計画に言語聴覚士の記載がありませんでした。 愛知県まとめ⇒愛知県の保健医療計画と地域医療構想 […]